神楽屋のソバ畑は自然農法の認証を受けた圃場で栽培しており、農薬、化学肥料、動物性たい肥を圃場に入れることなく栽培しております。人体と環境に悪影響を与えないよう配慮した栽培を心がけております。
左の写真は昨年2017年の播種風景です。
HPを作った時に載せるんだと、かみさんに写真を撮ってもらっていたのが何枚かあったのでupします。うちでは見ての通り21馬力の小さなトラクターで作業しています。
大きな農家さんのトラクターの様にキャビンがついていないので、風が無いと排気ガスを常に吸わされたり、アブの群れがやってきてブンブンうるさいなんてことが毎年あります。
トラクターの後ろに付いてるのは播種機の種まきごんべえです。
播種する時スピードがかなり制限されるので、正直私のように規模が小さめで、それでもソバを栽培したいって人向けの物かと思います。
ですが、良い所もありますよ!播種機のゴムを変えるだけで、様々な大きさのタネをまくことが出来るので、凄く便利です。2016年には緑肥も撒いたのですが、その時もゴムを変えて活躍してくれました。
ソバの栽培は痩せ地が良いんでしょと年配の方から良く言われますが、「育つ」のと「育てる」のでは意味が全然違います。味も収量も大きく変わります。
北海道のようなそば栽培の先進地になると、畑1反部あたりにたい肥を1000kgを投入ます。大きくなりすぎて倒伏を心配されるのが普通でしょうけど、最初に大きく育ち、一度倒れ、そこからまた上に向かって伸びてきたそばは収量も良く味も良いとか。
近くでは西和賀町が既に上記のような栽培方法にしていると聞きました。北上市でもソバに力を入れてくれる農家さんが増えてくれれば良いなと思います。
ソバを撒いてちょっとすると、左写真の様に収穫になります・・・
皆様からのお叱りの声が聞こえてきそうなので、最初に謝っておきます、ごめんなさい。昨年は母が入院→他界、父との同居など初めての事が目白押しで、ソバ畑の写真を撮っていませんでした。
本当は芽が出てきた所、伸びてきたところ、台風の次の日など、沢山撮っているはずだったんです。ですが無いものは無い!ので収穫風景です!
収穫は汎用コンバインと言って、米用の機械とはまた違うもので、主にソバ、大豆、麦などの収穫に使用します。うちではまだコンバインを購入できないので、地元の農家の佐藤さんにお願いして収穫しています。
そばは早刈りした方が風味が良いとされているので試してみたいのですが、それを機械でやるとなると外国産の特殊な機械が必要になり、その機械は1000万円を超えるとか、、、
中々理想のソバ栽培には遠いようです。
今後、ソバを栽培を考えている方のために、栽培のコツを書いておきます。
1.水はけの良い圃場を選ぶ。
2.播種後、天気が続く日に撒く
3.肥料はなるべくやった方が良い
後は品種、圃場で味が決まってきます。
自分で育てたソバを手打ちにすると、一層美味しく感じられますよ!